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京都宇治市2歳児虐待事件 ~実父に接触する!

2023年1月8日京都府宇治市にて、同居する20代女性の連れ子である2歳児の少女を虐待した容疑で自称サービス業の松村 修太容疑者(20)(宇治市広野町)が逮捕された。その後、京都地検は1月23日、不起訴処分とした。処分の理由は明らかにしていない。

筆者はその理由を知ることが出来た。
「元妻がわざと松村を通報し、その後、被害届を取り下げたんだと思います。」

何故、母親(以下、Bさん)はわざわざそんなことをしたのか。今回、事件の被害者である2歳の少女の実父(以下、Aさん)に話を聞くことが出来た。

時系列で事件を追っていく

AさんとBさんの間には2人の子供がいる。令和元年に長男が、令和2年に長女が生まれた。2人で子供を育てていくも、次第に母であるBさんが育児放棄とも取れる言動を繰り返すようになる。
Aさん「Bはろくに家事もせず子供たちを親や私に預けて遊び回っていました。子供に対する態度もひどかったです。『パパのところ行って!!』『近づくな。』など言葉で突き放すのは日常です。子供のおむつを取り替えずに放置し、「おむつがもったいない。」と言ったこともありました。ある日、子供がBに遊んでもらおうとBの髪を軽く引っ張ったことがあったのですが、そうするとBは激昂し、『おんなじことしたろうか!!??』と言い放ち子供の髪を引っ張りまわしたんです。」

 

AさんはBさんの普段の言動や子供に対する態度に不信感が芽生えていたもののそれまでなんとか我慢をしてきた。

Aさん「家事をしないとか、遊びまわるとかは何とか我慢していました。でも、子供に手を出すのだけは許せなかった。『子供に手を出すなんて母親やない、出ていけ!』とBに言い、Bはその場で泣きながら『死ぬー!』と叫びながら出ていきました。」

 

その後、Bさんは警察を連れて自宅へ戻ってくる。その場に現れた警察官の発言はあまりに不躾な物言いだったという。

Aさん「その時警察と話し合ったのですが、警察官は『弁護士費用は払えるん?離婚経験者やけど費用何百万円もかかるで?』と言い、しまいには長女を母親に渡さないと帰れないとその場に居座り続けました。どうすることも出来なかったので仕方なく長女をBに引き渡しそこから別居ということになりました。長男は私が引き取りました。」

 

その後の流れはこうだ。長女はBさんに引き取られ長男はAさんの元へ引き取られ、Aさんは長男と2021年4月から2022年2月まで過ごす。一方Bさんは松村と2021年10月より交際を開始した。その後、離婚調停の申し立てがBさんからAさんへ届き、離婚調停へと入る。調停の最中にBさんAさん二人の各自宅へ家庭裁判所の調査員が調査に入った。


(Aさん提供写真)

 

家庭裁判所のずさんな調査と判断

調査員のずさんな調査で結果的にその後、長男までもBさんの元へと引き取られることとなる。
Aさん「日中は仕事があるので父、母方に長男を預けているのですが、調査員は2階にある子供用の遊具のある広いスペースを見もせずに、1階の事務所だけを見て『事務所内で長男の過ごす場所はほぼソファーの上に限られており、事務所の敷地内は、荷物等も多く、事務所建物は入り口に段差があるなど、長男が危険なく動き回るには常に見守りが必要な環境である』と判断したのです。家裁に再調査を頼みましたが断られました。」

虐待の事実には目を向けず、ずさんな調査を行い家庭裁判所は親権をBへと与えた。

 

Aさん「裁判所には虐待の証拠となるものや自宅の様子などは出来る限り提出しました。別居する前のある日、長男が熱を出して泣いていた時があり私が病院へ連れて行ったのですが、Bは気にもかけず『乳が欲しくて泣いてるだけや』と言い放置しました。そういったことも申告したのですが、裁判所側は母親であるBに親権があると判断したのです。反論文なども提出したのですが結局『長男をこちらに引き渡さないと強制執行するぞ。』と半ば脅されるような形で長男をBへ引き渡すことになりました。不本意でしたが、そうしないと今後子供たちと面会交流も出来なくなると言われたのです。」

子供の世話や家事をAさん主体で行っていたであるにも関わらず、母性優先の原則だけで親権がBさんにあるほうが良いと判断したことになる。

 

Aさん「その間、子供たちとは面会できず、離婚に関する諸々の手続きを済ませてやっと子供達に会うことが出来ました。それが2022年の11月です。久しぶりに面会で会った長女は私に人見知りもせず抱っこにも抵抗なく嬉しそうでした。」

 

 
(Aさん提供写真)

Aさん「面会で長男に会った際なのですが、長男が『ママに背中を叩かれてる。』と話してくれました。その内容も家庭裁判所へと相談したのですが、家裁も児相も動いてはくれません。その後も面会交流のやりとりをB側と行い、2023年の1月に面会をするということで話が進んでいました。」

 

逮捕されるも不起訴処分

その矢先、松村が長女への虐待で逮捕される。松村は長女の顔をソファーに叩きつけ、顔面を殴打した。直後Aさんは児相と警察へ連絡するも児相の回答は「親権者ではないのでお答えできません。」であったという。事件後、児童相談所は長女を一時保護するがすぐにBさん側へ長女を引き渡す。

Aさんから頂いた写真

交際相手を通報したのはBさんであった。なぜ通報をしたのか。

 

Aさん「1月に予定していた面会交流の際に、自分が松村と共に子供を虐待していたことを、子供と私が会うことによって発覚すると考えたBは、事前に口裏を合わせて被害届を取り下げる前提で通報したのだと思います。Bは自分が被害者側であるとアピールしたかったんです。そう考えるのが不起訴になった理由として一番つじつまが合うと思います。おそらくですが。」

Aさんが語るには、釈放されてから不起訴になるまでの間もBさんと松村はほぼ毎日オンラインゲームを一緒に遊んでいたという。

 

Aさん「その後、2月の調停にて調査官から『面会交流よりも親権者変更と子の引き渡しを申し立てた方が子どもに早く会えます』と言われ、すぐに申し立てをしました。その際にBから連絡が来て、『面会交流は何回でもさせる。』『保育園の入園式にも来て欲しい。』と連絡が来ました。私は、反省しているんだなと思いBに『お前が良かったらヨリを戻さないか?』と提案しました。Bもそれを受け入れ、3月半ばに形式上ヨリを戻したんです。」

 

その後、4月に調停があり親権者変更と子の引き渡しの申し立てを取り下げたAさん。しかし、取り下げの直後にBさんの態度が急変する。

Aさん「取り下げた直後にBの態度が急変し、『もう一緒に住まへん。子供にも会わさへん。』『一緒に住むんやったら新築一軒家を買え。』と無理な条件を突き付けてきました。ツテでなんとか一軒家を用意出来ることになり、そのことをBへ提案したのですが、やはり『一緒には住まへん。』と突き放されました。」

子供は今も虐待を受けている可能性がある

今もBさんと松村の関係は続いていると言うAさん。

Aさん「おそらく、Bと松村は今も交際していると思います。Bが『男に損害賠償と慰謝料請求をしたい。』と言っているのを松村が聞き、怖くなった松村はBとヨリを戻した。Bはそういう手を使ってくるんです。子供を引き取っている理由だって児童手当などの金目的です。子供にはずっと同じ服を着せて、自分は映画やアニメのグッズを買い込む。私が長男と暮らしていた時は長男が歯を磨くように徹底していたのですが、今ではジュースばかり飲ませて丈夫だった歯も溶けて細くなってしまっています。でも、長女には歯を磨かせるんです。長男は私に似ていてうっとうしいとBは思っているんでしょう。」

 

現在も子供たちはBさんの元にいるという。Aさん今後は親権をめぐり争っていく。

Aさん「子供たちが虐待されて殺されるのが一番怖いです。今後は親権者変更の審判と監護権者変更と面会交流の申し立てをしていこうと思っています。」

 

未然に防ぐことも可能だったにも関わらず公的機関のガサツな対応により起こってしまったと言っても良い虐待事件。今一度、親権の在り方を考える必要があるのではないだろうか。

 

 

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