BOZZ、NPO法人設立おめでとうございます。BOZZが児童虐待を減らそうと思ったきっかけなどがありましたら教えてください。西村葵
BOZZ様、ではなく渡邉様。NPO法人の設立、お疲れ様です。って、これからなんですよね。悔しい事件は、相も変わらず発生しています。しかし、少なくとも事件化はされ、事故として闇に葬られなくなりつつあると捉えるべきなのでしょうか。もちろん、それでは遅いのですが、、、ささやかですが、寄付をさせていただきました。少しでも活動のお役にたてば。これからも応援しております! 河西博之
激励のメール、本当にありがとうございます。
きっかけですか。11年前のこれらの事件です。
小4の女の子が虐待の末にベランダで放置され死んだ事件。
女児への虐待 ウィキペディアより
同居の男と女児母親は2009年3月中旬以降、被害女児に対して木刀やプラスチック製バットで殴打する、ドアに叩きつけるなどの非常に激しい折檻を毎晩長時間にわたって深夜まで加え続けた。また、毎晩ベランダに締め出し、寒空のもと防寒・寝具なしで寝ることを強要した。被害女児は硬く冷たい床にシート1枚という劣悪な環境下に連日晒された。そのため睡眠がまったく取れず異常な睡眠不足状態に陥り、室内で行われた折檻の途中に眠りに落ちてしまうこともあった。これが男と母親の怒りを買い、虐待はさらにエスカレートした。
被害女児の1日の食事は残り物の白米で作った塩などの味付けの無いおにぎり1つのみ、もしくはバナナ1本のみしか与えられず、栄養失調状態であった。また、水分摂取も著しく制限された。水分は1日に500mlしか受け取ることができず、これは1日の必要量を大幅に下回る。また被害女児は喘息を患っていたにもかかわらず、喘息の薬を一切受け取れなかった。この食事制限・水分制限は毎日のことで、そのため被害女児は連日寒さに凍えながら異常な空腹と喉の渇きに苦しみ、喘息の発作を起こしても薬も与えられず水も飲めないという激しい苦痛に晒され続けた。検察をして「9歳の女の子が一身に受けるにはあまりにも強烈な虐待で、被害女児の味わった苦しみは想像に余りある」と言わしめた一連の激しい虐待・ネグレクトにより、やがて被害女児は酷く衰弱し、立つこともままならなくなってしまった。トイレに行きたくてもトイレまで行くことができず、失禁が度重なった。被害女児が衰弱死した前夜も、衰弱しきっている被害女児に対し、置き去り(失禁)、殴打・平手打ち、正座の強要、ナイフによる恫喝、玄関からの締め出し、ベランダへの放置という苛烈な虐待が行われた。
死亡した当日の被害女児は、肌着1枚の上に直接スウェットの上下に裸足という冬の寒さには到底耐えられない服装でベランダに放置されていた。4月5日、ベランダで衰弱死している被害女児を同居の男が発見し、遺体を山中に埋めた。
この事件から虐待死させた親に共通項がないかプロファイリングを始めました。
箱の中で女児を窒息死させた事件。この母親の顔にも著しい特徴があります。
そして、忘れもしない、大阪の事件。2人は餓死。互いの糞を食い合って生き延びようとしました。
死体が見つかった部屋。典型的な育児放棄。私はこれらの事件を未然に防げる職種に就いていて、仲間も大勢いて、情報が集まる探偵ファイルも活用できると思いました。
これが「きっかけ」です。これからも探偵ならではの視点で活動していきます。
情報の提供先はこちらです。
NPO法人 児童虐待ZERO
0120-53-9999
zero@galu.co.jp