7月30日未明、京都府宇治市で3歳の男の子が浴槽で溺死した。警察は男児の母親の交際相手である柏本光樹容疑者を保護責任者遺棄致死の容疑で逮捕。警察の発表では男児には身体に複数のアザがあるとし、日常的な虐待が疑われている。
柏本容疑者は取り調べに対し、同日午前3時、男児が就寝中に汗をかいていたので起こしてお風呂に入れた。入浴中に男児が「おもちゃが欲しい」と言ったので20分ほど目を離しおもちゃを探していた。その後浴室に戻ると男児が溺れていたと供述している。
深夜3時に子どもをお風呂に入れる、お風呂に入れた子どもから目を離すなど、常識では考えられないような行動である。この供述が真実なのかどうか。虐待をしていたのであれば嘘の可能性が高い。柏本容疑者の自宅の近隣住民数名に話を聞くことができた。
柏本容疑者の印象はそれほど悪くはない、虐待をしているような雰囲気はなかったという話だ。こういった事件ではよく聞く話だが、近隣住民にとっては「まさかこんなことが」といったところだろう。男児の母親の可能性がある女性の写真を見てもらったが、女性をハッキリ覚えている人は見つからなかった。もし柏本容疑者が虐待をしていたなら男児の母親は一体何をしていたのだろうか。
近隣住民からの話では虐待があったのかどうかはわからない。しかし子どもの身体にアザがあったのは事実だ。真相解明とともに、今回の事件のようなことが起きる前に児童相談所や警察への通報を願います。