6/23に神戸市西区玉津町居住の住宅街で起こった監禁・虐待致死事件
同居する祖母を監禁し、自身の子供である修さんをスーツケースに詰めて雑木林に捨てた穂坂沙喜と穂坂大地を中心とした4人兄弟は神戸西警察署へと連行されている。
警察署へ話を聞きに行くも門前払いを喰らった。
事件現場である集合住宅には報道陣が詰めかけ、静かな住宅街には似つかわしくない程の車が行き来している。住宅前には花が添えてある。
長屋タイプの集合住宅であったが、他の部屋にはあまり人は住んでいないようだった。
24日の19時30分ごろ、穂坂さんと交流のあった家族が花を持って現れた。報道陣が取り囲み質問を投げかけ、添えられた花にカメラを向ける
「穂坂さん家族とどういったご関係ですか!!?」
「事件に対してどう思われますか!!?」
質問を問われた家族の母親と思われる女性は終始泣き続け、いくつか質問に答えた後
家族はその場を後にした。
穂坂家を知っていた近隣住民から直接話を聞くことが出来た。
「次男(穂坂大地)がなんか、チンピラ?みたいな感じで、、、。ちょっと怖かった印象ですね。」
近隣住民からも怖がられていた大地容疑者。今回の事件の主犯ではないかと推測されているが普段から粗暴な印象を持たれていたようだ。
その後、神戸市のこども家庭センターへと話を聞くことが出来た。
「5/1に穂坂沙喜さんとそのお母さまが、修さんを保護してほしいと希望されました。ですが、5/2の夕方に『やっぱり保護は一旦保留してほしい、自分たちでなんとかします。』とおっしゃってました。」
「近隣の方からの通報や報告などはこちらには一度も入ってきていません。」
「189(最寄りの児童相談所へつながる緊急電話番号)の案内をして、職員と相談しこれからの対応を穂坂さんと話し合っていくところでした。」
児童相談所へと連絡は取っていた穂坂家ではあったが、すぐに保護を取りやめにする点を見ると児相に連絡したことが家族内で揉めた可能性がある。
自身らにとって不都合な事実を隠そうとしたのかもしれない。
しかし、何故母親を監禁し子供を虐待する必要があったのか。
報道が進むにつれ、逮捕された兄妹らは、今回の事件で監禁していた母親から過去に虐待を受けていたという。今回の事件は一方的に兄弟らが悪いとも言い切れないという風潮が出てきたが、
そうであっても小さな子供を虐待し殺してスーツケースに入れて捨てるという、残虐な行為は到底許されるものではない。
この事件の核となる人物は監禁された祖母とその次男と推測できる。
引き続き動向を追ってみようと思う。