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【児童相談所】思春期特有のウソが原因か?

児童相談所から「子供がいる家で性行為をしていましたよね?」と言われたMさん。
何故Mさんはそんな理由を付けられてしまったのか…

「Mさん宛の一時保護決定通知書」

「長女が児相に嘘を伝えたのかもしれないんです」

 

一時保護に関する面談はMさん、児童相談所所長、職員Yさんで行われ、そこで「3月〇日に男性を家に連れ込み子供の在宅中に性行為をしましたね?」と確認されたそうです。身に覚えがなかったMさんですが、面談時に長女がした相談内容が原因ではないかと気付きました。

「長女は今中学2年なので、思春期の虚言が児相を惑わせてしまっていると思います」

何故虚言があると思ったのか理由を聞くと、以前から長女は自分が家事をやらされているなどヤングケアラーであるかのような嘘の話をしていたと教えてくれました。
※ヤングケアラーとは、通学や仕事のかたわら、障害や病気のある親や祖父母、年下のきょうだいなどの介護や世話をしている18歳未満の子どもを指す。

「でもこれは全くのウソで長女は家事なんて全くやっていないし、子供だけ自宅に残して外泊なんてしたこともありません。男性を連れ込んでいるという話も長女の友人が話していた事と類似していて、そこから影響を受けたのではないかと思っています」

「長女の幼いころの写真」

「持病で性行為はできないのに…」

 

その後も面談が続きましたが、児童相談所は「帰せません」の一点張りでした。

性行為をしたとされた日は自宅で同僚の男性と4人の子供とで夕飯を食べた後、子供たちは全員実家に泊まりに行ったと記憶していたそうです。また、Mさんには持病があり、性行為は自分の体にとって危険な行為であると言います。

「診断書」

「性行為もできない、該当の日は全員外出している。診断書もあるし、親も証言してくれたのに子供は帰ってきませんでした」

この後3か月もの間、子供たちと面会が許される事はなく児童相談所との面談では虐待項目が増え、内容はどんどん変化していきます。

その背景にはMさん一家の複雑な家庭環境がありました。

―つづく―

 


 

 

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