活動履歴

虐待1位の汚名返上。コロナ虐待を止めるため調査

今コロナにより自宅待機を余儀なくされ、コロナ円満なる言葉が世間を賑わせたが、それとは反対に子供たちが危険に脅かされている家庭もある。その実態は中々浮き彫りにならず、後に大きな事件として取り上げられるまで子供たちは今も涙を飲んでいる。そんな状況に指をくわえて待つだけの児童虐待ZEROでは無いことをここに記していく。

まず初めに行ったのは、本サイトでも取り上げた「大阪二児餓死事件」である。前回は事件の全容で記事を締めくくったが、今回はそこから今行われている虐待について掘り下げていきたい。そのためには先ずは大阪二児餓死事件についておさらいしたいと思う。

2010年7月30日、同マンション住人から「部屋から異臭がする」との通報で駆け付けた警察が2児の遺体を発見。死後1ヶ月ほど経過。遺体が発見されるまで「子供の泣き声がする」と虐待を疑う通報が児童相談所に何度かあったが発覚しなかった。同日に風俗店に勤務していた2児の母親(当時23歳)を死体遺棄容疑で逮捕し、後に殺人容疑で再逮捕。

これが事件の大まかな概要となる。この事件のカギは2つ。1つ目は加害者が夜業であったこと。2つ目は加害者自身も過去にネグレクトの被害者であったことの二点である。先ず夜業についてだが、こちら過去に夜業に携わっていた方にインタビューする事ができたためコメントを読んでいただきたい。「私も一時期夜業に勤めていましたけど、夜関係はネグレクト多いですよ。するのも、されるのもどっちか経験あるっていう人は少なくないです。私が働いていた店のスタッフは虐待やネグレクトが行われていないか、子持ちの譲に面談していました。」

やはり時間や体力の融通が利かない職業は悪意が無くても子供に強く当たってしまったり、放置してしまったりする事が多いようだ。2つ目は加害者もネグレクト被害者であったこという点にある。これも必ずしも絶対というわけではないが元被害が自分の子供にどう接すればいいのかわからない、という相談が多いのも事実である。この結果が必ずしも人の性格を左右するものではない。しかし自分に少しでも似ている点がある方や子育てに不安がある方はどうか周りに頼ってほしい。我々はその為に児童相談所の在り方や、子供、その母親のための環境をより良くするために尽力する。

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